日時 | 平成31年3月16日(土)9:00~16:00 |
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会場 | 鳥取大学米子キャンパス 医学部保健学科アレスコ棟 (〒683-8503 鳥取県米子市西町86番地) |
テーマ | 「次世代を育む:子育て王国からの提言」 |
会頭:鈴木康江(鳥取大学医学部保健学科教授)
第29回日本医学看護学教育学会会頭を務めさせていただきます鳥取大学医学部保健学科の鈴木康江でございます。平成31年(2019年)3月16日(土)に、鳥取県米子市において開催させて頂くことになりました。学会の主催にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
今回のテーマは「次世代を育む:子育て王国からの提言」といたしました。人口減少、人口構造の変化の中で次世代(次世代の医療者・子どもたち)を育み教育していくことは私たちの重要な使命です。次世代医療者育成については各施設や団体でそのプログラムに特徴や工夫が練りこまれております。同時に医療者のワークライフバランスが重要となっています。医療者自身も市井の人として子どもたちを育成していくことが課題となるからです。一方、人口減少社会では子どもたちを生み育てることへの医療者に対する支援ニーズも増大すると予測されます。「子育て王国」鳥取県で、皆様と一緒に次世代育成について考えたいと思います。
シンポジウムは、子育て王国とっとりの首長:平井伸治知事と、日本看護協会会長の福井トシ子氏、鳥取大学医学部附属病院長の原田省氏の3名で、「子育て王国からの提言:次世代をいかに育むか」と題し闊達な意見交換をしたいと思います。
また、今回は市民公開講座も開催します。「最先端医療の現場から~最新医療と医療者育成」と題し、ミオ・ファティリティ・クリニック理事長で、厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方検討会」内部委員をされていた、見尾保幸先生に講演いただきたいと思います。
学会を開催します鳥取県・米子市は、山陰の交通の要所であります。山の幸や海の幸(特に松葉ガニがおススメ)をご堪能いただき、皆様の英気を養っていただければ幸いです。
全国から多くの皆様にご参加いただき、活発な討論に参加していただけますことを願っております。
講師:
平井伸治(鳥取県知事) ※調整中 木本美喜(鳥取県福祉保健部子育て王国推進局局長) ※講師変更
福井トシ子(日本看護協会会長)
原田 省(鳥取大学医学部附属病院院長)
講師:見尾保幸(ミオ・ファティリティ・クリニック理事長)
※日程を変更しました
[変更前]
[変更後]
医学看護学教育に関するものなど、幅広く一般演題を募集いたします。
一般演題の発表者には利益相反の申告および開示をしていただきます。
本会の学術集会で発表を行う筆頭演者は、研究実施に関わるCOI状態を自己申告していただき、発表時に公表をお願いします。
ありの場合は、学術学会発表までに以下の学会事務局(本部:出雲市)にご連絡ください。
日本医学看護学教育学会事務局
〒693-8550 島根県出雲市西林木町151
島根県立大学出雲キャンパス
TEL:0853-20-0200
FAX:0853-20-0201
E-mail:jamne@u-shimane.ac.jp
一般演題口演発表の場合は、スライドの2枚目(タイトルスライド後)に写してください。 一般演題示説発表の場合は、発表ポスターの右下隅に利益相反自己申告に関する記載を加えてください。
なお、共同演者の利益相反については、開示の必要はありません。
■開示すべきCOI状態がない場合
■開示すべきCOI状態がある場合
1~9の項目うち、「あり」の項目のみを記載してください。
※当日の学術学会参加も可能ですが、なるべく事前申込にご協力ください。
〒683-8503 鳥取県米子市西町86番地
https://www.tottori-u.ac.jp/1796.htm#yonago
駐車場は、アレスコ棟周辺をご利用下さい(駐車は有料)
〒683-0823 鳥取県米子市加茂町2丁目180番地 国際ファミリープラザ9F
TEL:0859-30-2423
FAX:0859-30-2329
http://www.chouchou-wedding.co.jp/
宿泊のご予約は各自でお願い致します。
会場まで近い米子駅(会場から1.3km)周辺、大学周辺、また温泉でおくつろぎなされたい方は皆生温泉(会場から車15分=約5km)がお薦めです。
〒683-8503 鳥取県米子市西町86番地
鳥取大学医学部保健学科 母性・小児家族看護学講座内
TEL:0859-38- 6323, 6324, 6326, 6327
FAX:0859-38-6323
E-mail:jamne29@ml.med.tottori-u.ac.jp
〒693-8550 島根県出雲市西林木町151
島根県立大学出雲キャンパス
TEL:0853-20-0200
FAX:0853-20-0201
E-mail:jamne@u-shimane.ac.jp
会頭:鈴木康江(鳥取大学医学部保健学科)
第29回日本医学看護学教育学会学術学会は、「次世代を担う人々を育む:子育て王国からの提言」をテーマに鳥取大学を会場として、2019年3月16日(土)に開催いたしました。 ご参加いただきました皆様・ご発表いただきました皆様に感謝申し上げます。山陰で交通の便のよくないところ、230名を超す多くの皆様にお越しいただき、さらに90を超す多くの発表に感謝申し上げます。
人口減少、人口構造の変化の中で次世代(次世代の医療者・子どもたち)を育み教育していくことは私たちの重要な使命です。次世代医療者育成については各施設や団体でそのプログラムに特徴や工夫が練りこまれております。同時に医療者のワークライフバランスが重要となっています。医療者自身も市井の人として子どもたちを育成していくことが課題となるからです。一方、人口減少社会では子どもたちを生み育てることへの医療者に対する支援ニーズも増大すると予測されます。「子育て王国」鳥取県で、皆様と一緒に次世代育成について考えたいと思い今回のテーマを「次世代を担う人々を育む:子育て王国からの提言」としました。
シンポジウムでは、日本看護協会福井トシ子会長、鳥取県庁福祉保健部子育て王国木本美喜局長、鳥取大学医学部附属病院原田省院長による基調講演ののち、ディスカッションを行いました。現在抱える周産期医療の在り方や子育て支援の在り方など多くの課題が出され、会場からも意見や質問があり活発なシンポジウムとなりました。一般講演をはさみ、午後からの講演会は市民公開講座「当世、婚活・妊活事情−どう考える? 生命への向き合い方−」と題し、ミオ・ファティリティ・クリニック理事長で、厚生労働省「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方検討会」内部委員をされていた、見尾保幸先生に講演いただきました。ここでは人の命を産みそだてることの奇跡の現象を最新の機器を使用した映像を使ってわかりやすく説明され、生命の神秘を改めて感じ私たち医療者として、一人の人間として、どのように命に向き合っていくのか考えさせられるものでした。
会場には、各企業展示のほか山陰のお土産の紹介などのコーナーもあり、賑わっておりました。
当初は山陰で交通の変更不便もあり心配しておりましたが、多くの皆さまにお越しいただき心より感謝申し上げます。会期中にOA機器のトラブルもありご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
次回の第30回日本医学看護学教育学会学術学会は、記念大会として2020年3月に開催されます。多くの会員の皆様にご参加いただけますことを心よりお待ち申し上げております。
最後になりましたが、本会を開催するに当たり、日本医学看護学教育学会会長の山下一也先生をはじめ事務局の皆様、前回開催地の県立広島大学保健福祉学部看護学科の水馬朋子先生、会員の方々にお力添えいただきましたことを感謝申し上げます。